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CSS設計の教科書読んだ

読んだ

Amazonでセールになっている時に買ったあとしばらく放置していたのだけれど,最近になって会社で扱っているCSS破綻してきたので,破綻したCSSをリカバリする方法とか,CSS設計に対して明確なアプローチが提案される前の,先史時代のプロジェクトとの付き合い方,みたいなのが知りたかった.

結論から言うと,前者についてはなんとなくわかったが,後者についてはまったくわからなかった.一方で近年のCSS設計に関する大まかなアプローチについて改めて整理出来たのは良かった.

1章2項の破綻しやすいCSSについては,ぼんやりイメージしていたことが整理されていてそうだよなあと言う気持ちになった.とはいえ既に破綻しやすいCSSが大量に存在している(利用しているフレームワークの標準CSSがそうなっている)という状況は極めて厳しい,さっさとモダンなフレームワークに移るべし,ということだろうか.

あとは3章,コンポーネント設計のアイデアは近年の動きを俯瞰するのに役だった.4章のコンポーネント設計の実践は具体例が多いので,インデクシングして必要に応じて参照出来るようにしておくと良さそう.

Google Analyticsのウェブテスト使ってみた

tantanta.info

ウェブテスト機能試してみた.ここにアクセスすると下のどちらかが出てくると思う.

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今回やった設定

  • 全てのリンクについて,クリックから遷移までを300ms遅らせ,その間にGoogle Analyticsにイベントを送信するようにする
  • Analyticsのコンソールから,イベントを使った目標を設定(今回は「欲しい物リストのリンクをクリック」という名前で作った).
  • 検証用のページ*1を用意(今回は/index-emphasis-whishlist.htmlという感じにした).
  • ウェブテストを新たに作成する
    • テストの目標は先ほど設定したものを利用した.
    • オリジナルページは/index.html,パターンページは先ほど作った物を設定
  • なんかスクリプトをオリジナルページとパターンページに挿入しろ,と表示されるので言われるがままに行動する

以上である.簡単.

便利ポイント

  • アクセス時にGA側で良い感じにバランシングしてくれる
  • しかもテストの内容を良い方に自動で寄せるようにとかしてくれて凄い
  • ブラウザから簡単に設定出来て便利
    • 今回はリンクのクリックをトリガにしてたからめんどくさかったけど,目標ページへの遷移とかを目標にしてたらノーコードで実現出来そう

気になりポイント

  • URLが変わってつらい
  • 動的ページどうするの問題とかある
    • まあそのあたりはそういうのに適した物がありますからそちらを使いましょう,適材適所というやつですね.

*1:リンクがぴかぴかしてる方

またお絵描きツール作ってる

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iPhone6sってやつ買った.なんかタッチパネルが圧力検知できるようになったらしくて,まあ俺には関係ないと思ってたんだけどブラウザからも触れるってことがわかって俄然やる気になった.とりあえず線の滑らか補正機能みたいなところまでやったけど便利
 

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先月発売した改訂版.ざーっと読んだ.Jenkinsのスクリーンショット大量にのっていて,あれの画面初心者としてはめちゃくちゃ辛いから本当に助かりそう.辞書的に参照していきたい.基本的にJavaプロジェクトを例にして話が進んでいくので,他の言語のプロジェクトでは本からキーワード拾って使えるツールを調べる必要がある.インセプションツールとかビルドツールとかのことで,この本はJenkinsの本であるから,スコープ外なので当然なのだけれど,コレ一冊で完結,という形では無いです.

とにかく非常に丁寧に書かれていますから,例えばある日急に上司から「おい,CIをするぞ,うちにもJenkinsを入れよう」とか言われて,CIってナニ……Jenkins誰……ワタシニホンゴワカラナイ……みたいになった人とか真っ先に読んで欲しい.自分からJenkins実践入門でも読んでみようかしらんってな流れで買った人にとっては9章以降,とくに11,12章が非常に価値がある感じですな.なんにせよおらのプロジェクトにもJenkins導入するベってなったら買っておいて損は無いのではないでしょうか.