無知を晒す

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TeamGeek読んだ

Team Geek読んだ.TeamGeekっていうのは,チームで働くときに注意することについて書いてある本.Geekってタイトルに入ってるけど,ITエンジニア以外でも通用するテクニックも書かれてる.

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

読もうと思ったきっかけ

僕はいま大学院生で,バイトとして週に二日ほどソフトウェアを書く仕事をしているのだけれど,大学でもバイトでも,チームとして動くことは多い.大学の方,院に入ってからだいぶ減っているけれど,ある程度出てくるし,学部の頃はサークルも活発にやっていたから,完全にチームワークという感じだった.

そういうことをしていると,組織を回すって言う点,特に全員が気持ちよくチームに参加するにはどうすればいいのかっていうのに興味が出てきて,特にITエンジニアのチームワークに書かれているみたいなのでこの本を手に取った.

TeamGeekは全部で六章あるのだけれど,前半がチーム内部の話で,後半はチームと外部との関わりっていうのに焦点が当てられてる.ぼくはモチベーション的に前半の方が楽しく読めた.

各章がきちっと分けられていて読みやすい.あと各章ではじめに,なぜこの章がこの本に必要なのか,といった感じの話が書かれているので,理解しやすいかった.

印象に残ったところ

チームで働くに当たって重要なポイントとして,HRTっていうのが紹介されていて,これは

  • 謙虚(Humility)
  • 尊敬(Respect)
  • 信頼(Trust)

の頭文字.確かにこのあたりが足りないと,開発の方向性に口を出しすぎて不必要に時間をつかってしまったり,チームメンバーからの指摘を受け入れられなかったりする.

また,3章のリーダーシップについて書かれているなかで「チームメンバーの内発的動機を引き出そう」と言ったことがさらっと書いてあった.動機には外発的動機と内発的動機の二種類があって,外発的動機は外部からの圧力で生まれるもので,内発的動機は自発的なものである.エンジニアで言えば,マイクロマネジメントされている状態は外発的動機で仕事をしていて,方向性だけが示され,自分で考えて行動できるときは内発的動機で仕事をしていると言える.

このあたりは自分の体験としても自分で考えているときの方が楽しいし,ある程度納得できる.他にも小手先のテクニックとして「ユーザからのポジティブなフィードバックを細かくチームメンバーに共有していく」といったことが紹介されていた.これもあると嬉しいし,やる気が出る.とはいえこれだけでモチベーションを維持していくのは難しいし,内発的動機を引き出すという事に対して銀の弾丸はないって感じで難しい.

あわせて読みたい

巻末に「あわせて読みたい」っていうのがあって,有益な感じだった.ピープルウェアとモチベーション3.0読んでみたい.